喜悦旅游【隠岐編】序章 大山・生まれ変わりの産屋
隠岐。古事記の国産み伝説では、日本で3番目にできたとされる島。
伝説だけではなく、現実的にも隠岐はとても古い歴史を持っている。
地質学的なストーリーは、なんと2億5000年前までたどれるというのだ。
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Nanako Ijichi
- 10月26日
- 4 分
喜悦旅游＃15「旅が、旅を連れてくる」〜北海道編13 最終話
北海道の右半分、「端」をめぐる旅。端といっても、最北端、最東端の2箇所だけだったが、それでも北海道は広かった！全4日間、走行距離、合計「1675・7km」。
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Nanako Ijichi
- 10月20日
- 3 分
喜悦旅游＃14「北海道最東端」〜北海道編12
ふと、俯瞰的な意識になった。
海を見たまま、意識の視点をぐーっとあげる。
上空。鳥も、わたしたちも、納沙布岬も北方領土も、ほとんどおなじ場所にいる。
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Nanako Ijichi
- 10月19日
- 3 分
喜悦旅游＃13「摩周湖の霧」〜北海道編11
摩周湖に、静かな感謝が湧き上がってきた。今生きている奇跡をもう一度体感し、同時に鋭気を養うことができた、ありがたさ。まだまだ、旅は途上。進んでいこう。いざ、北海道最東端
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Nanako Ijichi
- 10月14日
- 3 分
喜悦旅游＃12「巨石、その名はインカルシ 」〜北海道編10
石、それ自体は悠久の時を超えてそこにある。変わるのは、そこに行き交う人間のいとなみ、それだけ。ある時代には、眺望ゆえに、籠城の砦となり、ある時代には、自然の美をよろこび、愛でる場所となる。訪れるわたしたちが、風景に見出すもの。それこそが、あたらしい物語の鍵を握っている。
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Nanako Ijichi
- 10月12日
- 4 分
喜悦旅游＃11「夜を走る」〜北海道編9
この夜のドライブは、北海道の旅の中で、最も不思議な時間だったのではないか。「ありえない」と思うようなことが起きた。「早く着きたい」というシンプルな願いが、そのまま具現化したような出来事。日常の中では、こんなシンプルな奇跡が、そこらじゅうで起こっているのだろう。
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Nanako Ijichi
- 10月7日
- 4 分
喜悦旅游＃10「忘れられない！蛸の味」〜北海道編8
熱い、冷たい、とろける、シャキシャキ、シュワッ、シコシコ。なんとも忙しい口中のオーケストラだ。
それにしても、ひとつひとつのボリュームよ。小さめの盛りで来るかと思いきや、すべてのメニューが全力盛りでやってくる。
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Nanako Ijichi
- 10月5日
- 4 分
喜悦旅游＃9 「宗谷丘陵」〜北海道編7
不意に写真を撮られた。世界に向ける眼差しを、ほんの一瞬で切り取っていく。カメラは、まるで彼にとって刃物のようだ。それでいて、息を吸って吐くように、あたりまえの営みとしている。あとで写真を見ると、まったく自分が知らない自分が写っている時がある。
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Nanako Ijichi
- 9月30日
- 3 分
喜悦旅游＃8 「光はまっすぐに届く」〜北海道編6
←前の話へ 記事一覧へ 次の話へ→ （旧海軍望楼／伊地知撮影） 宗谷岬の後ろには、二つの建物がそびえたっていた。 あたらしい設備のものと、旧いつくりのもの。 盛田さんは、丘をずんずん、ずんずん左手に向けて登っていく。灯台に行こうぜと言ったが、先に足を向けたのは、クラシックな...
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Nanako Ijichi
- 9月28日
- 3 分
喜悦旅游＃7 「日本最北端」〜北海道編5
最北端。そもそも、端とは何だろう。端、境界、Borderline、Edge…何かを明確に分けるために、定められたもの。区別が最も色濃くなるところ。それゆえに寄せられる、強烈な思惑、あるいは個を超えた「なにか」。
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Nanako Ijichi
- 9月23日
- 3 分
喜悦旅游＃6 「オロロンライン」〜北海道編4
北海道最北端、宗谷岬に向かう旅の途中。1億6000万年前の地球の記憶を地形に留める、奇岩風景「神居古潭（カムイコタン）」を堪能したわたしたちは、再び留萌に戻り、日本海横を北上する「オロロンライン」をひた走ることとなったのだが…。どこまで続く、オロロンライン？！
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Nanako Ijichi
- 9月21日
- 3 分
喜悦旅游＃5 「神居古潭」〜北海道編3
かつて一つの大きな大陸＝パンゲア超大陸と呼ばれたものが、約2億5000年前頃の地質変動で、様々に分割されて移動していった。そしてこの神居古潭は、大いなる大陸移動からさらに1億年を経て、現在の北海道の右半分と左半分がぶつかり、盛り上がった現場。ひとつのものがバラバラになる、交わる。
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Nanako Ijichi
- 9月16日
- 3 分
喜悦旅游＃4 「留萌」〜北海道編2
箸が止まらなくなる。とろけるウニが口の中に広がるたび、ウニに抱いていた固定観念が溶かされていく。水揚げされた場所で食べる、ウニのふくいくとした味わい、生命力。これだから、旅は面白い。ふとした選択が、自分の歴史を一気に塗り替える。
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Nanako Ijichi
- 9月14日
- 2 分
喜悦旅游＃3 「船出」〜北海道編1
今回は、北海道半周の旅。北海道を新千歳から北上し、日本最北端の宗谷岬から、北海道最東端の納沙布岬へ。そして新千歳にぐるっと戻るルートを予定している。この旅で巡るエリアは、初めていくところばかり。ざっくり旅程は決めたものの、行ってみなければ何もわからない。
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Nanako Ijichi
- 9月10日
- 2 分
喜悦旅游＃2 「旅の道連れ」
病を得たわたしは、旅芸人としての人生が強制終了となった。ショーの環境から一旦離れ、集中的に療養していくために、１年を通じて気候が温暖な沖縄に移住した。人生に、久しぶりに「何もしない時間」が訪れたのだ。常に自分と共にあった「何を最優先にして生きるのか？」という問いかけ。
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Nanako Ijichi
- 9月9日
- 2 分
喜悦旅游＃1 「旅の多い人生」
旅の多い人生。 わたしの今までを一言で表現するなら、そうなるだろう。 20代。ひょんなことから旅芸人としての人生が始まった。 浅草で青春を過ごし、今は無き渋谷の「青い部屋」で踊っていた私の人生は、ある夜横浜でパフォーマンスしたことから一変する。ショーの新人コンテストで所属グ...
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